私は以前、3月27日にSalesforce認定アドミニストレーターを取得し、【超効率的】認定アドミニストレーター合格への最短ルートを執筆しましたが、それから3ヶ月後の7月1日 念願の認定Pardot Specialistに合格することができました!
今回は、私がAccount Engagement(旧Pardot) Specialistに合格するまでに行った対策をご紹介しようと思います。
Account Engagement(旧Pardot)とは
初っ端からAccount Engagement(旧Pardot) Specialistという言葉を連投していますが、Account Engagement(旧Pardot)という言葉を初めて聞く方のために、少しだけご説明します。
Account Engagement(旧Pardot)とは何者か
Account Engagement(旧Pardot)とは、顧客を中心に、効率的なマーケティング・営業活動を支援するMA(マーケティングオートメーション)です。獲得した見込み客の情報を一元管理し、マーケティングプロセスの可視化や自動化を実現するツールです。
Account Engagement(旧Pardot)で実現できること
1:有望な見込み顧客の創出
見込み客の動向(資料請求やお問い合わせをするというアクション)や属性(会社の規模や業種)によって、見込み客の関心度に合わせたコンテンツを自動で供給したり、パーソナライズされたメールを配信しその結果を分析することで、見込み客を育成することができます。
2:確度の高い見込み客によって商談率の向上
見込み度合が高いリードが可視化できることで、優先的にアプローチすることが可能になり、営業効率・商談率の向上が期待できます。またSFAと連携していることで見込み客の獲得から育成、顧客の管理までを一貫して管理することが可能です。
3:マーケティング効果の可視化・改善
パーソナライズされたメールの配信やランディングページなど、各施策とリード育成度合い、商談化率を合わせて分析することで、キャンペーンごとの効果を可視化し、次の施策の改善へと繋げることが可能です。
試験結果と所感
まずは結果を・・・
Administration(管理)の部分が42%しか取れていませんでしたが、この部分の試験範囲の割合は全体の11%だったのでなんとか助かりました。試験の割合に今回の取得した正答率をかけて、全体の正答率を計算してみると76.5%の正答率でした!やはり、Administration(管理)が全体を押し下げていますね、、。まあ合格したのでいいでしょう!笑
試験を受けてみての所感
前回の認定アドミニストレーターは大阪のテストセンターで受けたのですが、今回はオンライン試験という家にいても試験を受けられる方式で受けてみました。
初めてのオンライン試験で緊張したのと、画面から目を離すと不正をしているんじゃないか?!と疑われる恐れがあったので、ずっと画面を凝視していたのですが、そのおかげか試験中めまいがしました。
試験自体の難易度はそんなに高くなく、Account Engagement(旧Pardot)の機能をしっかりと理解していれば問題なく解ける問題が多かったです。細かい設定項目が聞かれるようなことはなく、暗記していなかったので助かりました。ネットに転がっている問題をざっと解いてから臨んだ試験でしたが、あっさりと終えることができました。
合格に向けて実際にやった対策
私が実際にやった対策としては大きく分けて4つあります。試験範囲の確認→公式トレイルミックスの確認→実際に触ってみる→問題を解きまくる。この4ステップです。この4ステップを確実にこなせたら必ず合格できます。
以下で順番に詳しくみていきます。
試験範囲と出題割合を把握する
【超効率的】認定アドミニストレーター合格への最短ルートでも一番初めに確認したことですが、試験範囲に沿った勉強が大事です。試験範囲を見て何を勉強したらいいのかを、ざっと把握します。以下の画像はSpring 21’の時の試験範囲と割合です。
Salesforceでは公式から試験範囲と出題割合が公表されてます。以下の公式サイトから最新の試験範囲・出題割合を確認出来ます。
今回のAccount Engagement(旧Pardot) Specialistの試験は範囲がそこまで広くないのでパーセンテージの高い箇所を重点的に学ぶというよりは網羅的に学習しました。
公式トレイルミックスの確認
認定アドミニストレーターにもありましたがAccount Engagement(旧Pardot) Specialist用の公式トレイルミックスが用意されています。このトレイルミックスを学習することで、Pardotで何が実現できるのかをほぼ学習することができます。
トレイルミックスを進めていると少しわからないところや、ここどういう意味だっけ?という疑問が出てくると思います。疑問が出てきたら、その箇所を飛ばすのではなく、その時に関連するヘルプサイトを見て理解してください。←コレ大事!!
また、トレイルミックスやヘルプサイトは基本的に文字ベースなので、実際に環境を触りながら進めた方が、より効果的です。
実際に触ってみる
正直、ここのポイントが一番大きかったと思います。これまでの学習では、どちらかというと机上の空論に近いところがあったと思います。Account Engagement(旧Pardot)で実現できることを把握した次の段階として、実際に実現しちゃうことが大事です。
実際に私は、フォームを作成し、友人に頼んでフォームを送信してもらいプロスペクトに変換され(Pardotをある程度勉強した人だったらわかるはず!)、その友人の行動をスコアリングしたりして、体型的に楽しく学ぶことができました。←かなり楽しかった!!
今までは、頭の中でのマーケティングオートメーションでしたが実際に触ってみることで一気に理解が深まったと感じました。
問題を解きまくる
ここまで来たら、Account Engagement(旧Pardot)で実現可能なこと、Account Engagement(旧Pardot)の正しい運用方法はほぼ理解できていると思います。なので、あとは試験に向けて問題を解いて試験になれる。といったところでしょうか。
今回、私が使用させていただいた問題は有志の方があげてくださっている以下の2つです。
https://quizgenerator.net/quizhoster/files/45c79abe56ea84d498929b6e7ef1592d/
https://qiita.com/TomAndJerry/items/aadd6c7172b931844bbd
この2つを2周ほどしました。内容はかなり充実していると感じました。実際に試験を受けてみた身としては、かなり精度が高いように感じます。
最後に・・・
今回、私の実際の勉強時間は全て合わせて20時間くらいでしょうか。認定アドミニストレーターの時と比べてAccount Engagement(旧Pardot)の範囲がそこまで広くないので、勉強自体は割とサクッといけました。
ただやっぱりSalesforceの資格試験は値段がそこそこ高いので安易に落ちれない、、。試験を送信ボタンを押すときのドキドキの音は今でも思い出せます。笑
次は、なんの資格取ろうかな・・?